ヴィルコ・モンスター/ビルコ・モンスター【Viluco Monster】

ヴィルコ・モンスターとは、チリのヴィルコという街で目撃されたUMAのこと。

カンガルーに似た生物で、背中にトゲのようなタテガミを持つという特徴があるとされている。

基本情報

概要

ヴィルコ・モンスターは、チリの山岳部に位置するセロ・カリペウモの廃坑に棲みついているといわれているUMAであり、2004年にチリ中部のヴィルコという街で初めて目撃されたことにより この名で呼ばれている。

目撃情報によれば、体高1.5メートルほどのカンガルーのような生物であり、オオカミに似た顔で、目は赤く、小さく曲がった手にはかぎ爪があり、背中にはヤマアラシのようなタテガミがあり、ガラガラと鳴るのような尻尾を持っていたとされる。また、目撃時に細かい歯の並ぶ口から鮮血を垂らしていたとされることから、肉食性であることが窺える。

なお、チリのアタカマ砂漠の道路上では同様の生物の目撃情報が多数報告されており、この生物と同じ特徴を持つUアリカ・モンスターとゲクフというUMAが存在する。また、背中にトゲがあり二本脚で跳ねるように移動するという特徴から、チュパカブラと同種ではないかという意見もあるようだ。

ヴィルコ・モンスターの特徴
・体高1.5メートル程度
・カンガルーに似た容姿（後ろ足で飛び跳ねるように移動する）
・赤い目を持つ
・鼻面はオオカミに似ている
・口には細かい歯の並ぶ（肉食性）
・かぎ爪のある曲がった小さな手を持つ
・背中にはヤマアラシのようなタテガミがある
・ガラガラと鳴る尻尾を持つ（ガラガラヘビに似ている？）

データ

種　別	UMA
目撃地	チリのヴィルコという街
年　代	2004年
体　高	1.5メートル
備　考	カンガルーに似た生物

同種と思われるUMA

アリカ・モンスター ― チリで目撃されたカンガルーのようなUMA ―

アリカ・モンスターとは、チリのアリカという街の道路上で目撃されているUMAのこと。二足歩行でカンガルーに似た恐竜のような姿であるとされ、古生物の生き残りではないかといわれている。

ゲクフ ― 米軍に捕獲されたチリのカンガルー恐竜 ―

ゲクフとは、チリのアタカマ砂漠で目撃されていたカンガルーのようなUMAのこと。2004年に米軍に捕獲されたといわれており、ネット上などに写真や調査結果が流出している。なお、現地には以前から同様のUMAの目撃報告が多数あり、その正体ではないかともいわれている。

目撃情報

2004年の目撃例

2004年1月5日、チリの中部にあるヴィルコという街で、運転中のバスドライバーが奇妙な生物を目撃した。

その生物は、最初はバスの前方70メートル辺りに現れて すぐに草むらに隠れてしまったが、再びバスの前に飛び出してきたため、バスドライバーは近くで その姿を確認することができたらしい。

このバスドライバーの目撃談によれば、体高1.5メートルほどのカンガルーのような生物であり、後ろ足で飛び跳ねるように動いていたという。また、オオカミのような鼻面で、目は赤く、細かい歯の並ぶ口から鮮血を垂らしており、かぎ爪のある小さく曲がった手にはかぎ爪があり、背にヤマアラシのようなタテガミとガラガラと鳴る尻尾を持っていた と語っている。