オウルマン/フクロウ男【Owlman】

オウルマンとは、イギリスのコーンウォール州で目撃された人型のUMAのこと。

フクロウに似た人間のような姿で、背中に生えた巨大な翼で飛行していたといわれている。

基本情報

概要

オウルマンは、英国のコーンウォール州にあるモウマン村で目撃されたUMAで、フクロウに似た人間のような姿であったといわれている。なお、目撃地にちなんで「コーンウォールのオウルマン」や「モウナンのオウルマン」とも呼ばれている。

1976年に最初に目撃され、同年には複数の目撃情報が報告されている。また、1980年代・1990年代にも目撃されているようだ。これらの目撃情報によれば、オウルマンは 体長1.5メートルほどで、身体はグレーもしくはブラウンであり、赤い目・尖った耳・大きな口を持ち、脚には高い足首と黒いかぎ爪のある二股のつま先があって、巨大な翼で空を飛ぶ といわれている。

なお、オウルマンと同じような空飛ぶ人型のUMAとして フィリピンのアスワングやアメリカのモスマン（蛾男）がおり、魔術書『レメゲトン』にはアンドラスというフクロウの頭と天使のような体を持った悪魔が記されている。

オウルマンの特徴
・体長1.5メートル程度（少女の証言では成人男性ほど）
・身体はグレー（シルバーグレー）もしくはブラウン（羽・胴・脚が同色という証言もある）
・巨大な翼で空を飛ぶ（翼に爪があったとも）
・広く大きな口を持つ
・赤い目を持つ（輝いていたとも）
・尖った耳を持つ
・鳥のように高い足首を持つ
・つま先は二股で、黒いかぎ爪を持つ（カニのハサミのように枝を掴むとも）

データ

種　別	UMA（怪人）
目撃地	イギリス（コーンウォール州のモウマン）
年　代	1970年～
体　長	1.5メートルほど（成人男性ほどとも）
備　考	似たような悪魔が存在する

目撃情報

1970年代の目撃例

・1976年4月17日、二人の少女がモウマン教会の上空を飛行するフクロウに似た人間を目撃した（最初の目撃例）
・1976年7月3日、モウマン教会付近でキャンプ中の二人の少女がフクロウに似た人間を目撃した
・1976年7月4日、二人の少女がモウマン教会付近の林の中でフクロウに似た人間を目撃した
・1978年6月、少女がモウマン教会の付近で「空を飛ぶ悪魔のような生物」を目撃した
・1978年8月、フランス人の少女二人が「白っぽく、大きな目をした生物」を目撃した

1989年の目撃例

1989年に若い男がオウルマンを目撃し、インタビューで「身長約1.5メートルで、身体はブラウンもしくはグレー、高い足首と大きくて黒っぽい爪を持つ二股のつま先を持ち、目がとても輝いていた」と語ったという。

1995年の目撃例

1995年、トゥルーロの新聞『Western Morning News』に「広い口、輝く目、尖った耳、爪のある羽を持った凶暴な顔の男鳥を見た」とシカゴから来た女性旅行者の証言が掲載された。

備考

類似するもの

・アンドラス：ソロモン72柱の悪魔で、天使の身体にフクロウの頭を持った姿で描かれる