アフール【Ahool/Athol】

アフールとは、インドネシアのジャワ島で目撃されているコウモリに似たUMAのこと。

翼長3.7メートルと巨大で、黒灰色の体毛に覆われており、サルのような顔を持つなどの特徴があるといわれている。

基本情報

概要

アフールは ジャワ島のジャングルの最も深い場所に棲むといわれるUMAであり、空を飛ぶヒトのような生物 もしくは 巨大なコウモリのような生物であるなど様々な目撃情報が報告されているという。なお、アフールの鳴声は大きく美しいといわれており、その声が「ア・フール」と聞こえることから、この名で呼ばれるようになったそうだ。

最初の目撃例は1925年であり、体長1.37メートルヒトよりも小柄だが 翼長3.7メートルと巨大で、全身が黒灰色の体毛に覆われており、サルのような顔、黒く大きな目、赤い肌の翼、前腕の大きな爪を持つという特徴があるとされる。この他にも、夜行性で昼間は洞窟に棲み、夜になると川に出向いて小魚を捕らえるという生態も報告されているらしい。

また、海外サイトによれば オスは単独で行動するが、メスは社会的な行動を取り、オスでも成熟するまでメスの社会の中で行動を伴にするといわれ、食性については肉食で、魚をはじめネコからヒトまでの広い範囲の動物を食べるとされている。なお、獲物を捕らえる時は、森の中で逆さになって獲物を待ち、音によって獲物の動きを捕捉し、巨大な翼で包み込むと同時にキバで獲物の頸部に噛みついてトドメを刺すともいわれているようだ。

こうした情報があるものの、正体についてはくわしく分かっておらず、同じくUMAであるローペン、コンガマトー、オランバッチなどと同様の怪鳥や翼竜の一種であるという説も唱えられているらしい。

アフールの特徴
・ジャワ島のジャングルに棲息している
・夜行性（昼間は洞窟にする）
・美しい鳴声で鳴く（ア・フールと聞こえる）
・体長1.37メートル
・翼長3.7メートル（赤い肌の翼）
・サルのような顔（コウモリのような顔とも）
・黒く大きな目を持つ
・前腕に大きな爪を持つ
・肉食性（主に魚を食べ、人を襲うともいわれる）

データ

種　別	UMA
目撃地	インドネシアのジャワ島
年　代	1925年～
体　長	1.3メートル（翼長3.7メートル）
備　考	ローペン、コンガマトー、オランバッチなどの関連種といわれる

類似するUMA

オランバッチ ― インドネシアに伝わる空を飛ぶ猿のようなUMA ―

オランバッチとは、インドネシアに棲息するといわれる翼を持つ猿のようなUMAのこと。 夜行性であり、現地では夜中に子供をさらっていく怪物として恐れられている。

関連するUMA

ローペン ― パプアニューギニアで目撃されている翼竜のようなUMA ―

ローペンとは、パプアニューギニアのビスマルク諸島で目撃されている翼竜のようなUMAのこと。 大きな翼と細長い尾を持つといった特徴があり、獰猛な性格で人を襲うこともあるといわれている。

コンガマトー ― アフリカで目撃されている翼竜のようなUMA ―

コンガマトーとは、アフリカ南西部に棲息するといわれる翼竜のようなUMAのこと。 飛膜のある大きな翼と歯の並ぶクチバシを持つとされ、現地では人やボートを襲う怪物として恐れられている。